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このたびの東北地方太平洋沖地震により被災されました方々に対して心よりお見舞い申しあげます。
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かくも籐の歴史は永く、インテリア製品の素材としてもさほど新しいものではないのですが、どうしたわけかこれまで、籐についての科学的研究が本格的になされたことがなく、物理特性などについても明らかにされておらず、詳しい文献もありませんでした。

エンドユーザーに至っては籐と竹の違いもほとんどご存じないのが現状かと思います。

読者の方にもこの機会にご理解頂きたい籐の特長をまとめますと

① 熱帯に自生するヤシ科つる性の植物(竹とは全く違う植物)

② 軽量・強靭・弾力に富む

③ 表面は琺瑯質の為、熱をはじく効果があり、ひんやりと冷たい質感

④ 中の繊維質には吸放湿効果がある・・・といったところでしょう。

ところがつい最近になって、ようやく各研究機関が籐の物性を研究する様になり、こうした従来の定説に加え、抗菌作用や有害物質の吸着性についての科学的な立証がなされつつあり、2007年の10月には文部科学省・科学技術復興(JST)の補助金を受け、籐の科学的研究を、弊社が立命館大学、滋賀県工業技術センターと共にスタートする運びとなりました。

現在、エコロジー建材と呼ばれるものには実に多岐に渡り、新機能を訴求した新機能が夥しい中、福島工業は古くからあり、また創業当初から取り組んでいる籐について、さらに追求を進めて止まない所存です。