ロンティー
ロンティーとは籐を加工する一つの工程を意味し、ロンティーという名の籐は無い。
香港、台湾、日本等でロンティーと呼ばれている籐はロンティーという加工工程が、籐の名称となったものである。
原料は主にジャハップが使用されるが、一部セガが使用されることもある。
しかし、堅く使用しにくい。
加工方法は、木に籐を巻き付けて引っ張るか、三本の木に籐をくぐらせて引っ張る。
こうする事により、表面の琺瑯質が落ち、籐の中の管が細くなり早く水分が抜け繊維が細くなる。
主にこれが手芸用等のコア(芯材料)となる。